サトウキビとコーヒー

植民地から、独立後の帝政期にかけてのブラジルの北東部ではサトウキビのプランテーション栽培が盛んだった。カリブ海諸国と同様に、サトウキビを作る時は労働力としてアフリカから連れてきた奴隷を働かせた。
  しかし、米州でも最も遅い1888年にようやく奴隷制が廃止されると、栽培の主流作物もサトウキビからコーヒーへと移り、大量導入していたヨーロッパからの移民を労働力に主に南東部のサンパウロ州を中心にしてコーヒー豆の栽培が進んだ。
 その後ヨーロッパ諸国と移民の待遇を巡って対立すると、今度は日本人移民獲得のため、1908年に第一回目の日本人移民が行われた。
サトウキビは砂糖の原料になるだけでなく、バイオエタノールに精製されてガソリンの代わりの燃料に使われている。

コーヒーの輸出量は、世界第1位である。これは、人的労働が重要なコーヒー生産において、なにより安い労働力を得やすいという事情に因るところが大きいが、霜の降りにくい高台地帯の広いことも幸いしている。しかし、コーヒーの過剰生産により、国際価格が暴落。コーヒーへの依存度を下げるために、とうもろこし・大豆・サトウキビなどの栽培が奨励された。

ブラジルの国旗

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ブラジルの国旗は、緑色の地に黄色の菱形と青い円を組み合わせたデザインの旗である。金と緑の旗という意味でアウリヴェルジ(Auriverde)と呼ばれる

中央の白い帯にはポルトガル語で"Ordem e Progresso:"秩序と進歩というモットーが書かれている。
その周りには九つの星座(27の星)があしらわれている。

イグアス国立公園

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ブラジルのイグアス国立公園は、パラナ州にある1939年に設定された国立公園である。イグアスの滝があることで知られるが、滝はアルゼンチンにもまたがっているので、アルゼンチン国内にも「イグアス国立公園」が存在する。特に鳥類などの野生生物が多く生息し、5種の森林と生物系が同じ国立公園内に同居する世界的にも珍しい場所になっている。

1986年にユネスコの世界遺産に登録された。アルゼンチンのイグアス国立公園は既に1984年に登録されていたが、それの拡大登録ではなく、別の物件として扱われている。なお、公用語の違いから「イグアス」の綴りが異なるので(ブラジルは "Iguaçu"、アルゼンチンは "Iguazú" )、「ブラジルの」「アルゼンチンの」といった言葉は登録名称に含まれていない。

コンゴーニャス

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コンゴーニャスないしコンゴーニャス・ド・カンポ(Congonhas do Campo)は、ブラジルのミナス・ジェライス州にある歴史的な町である。ミナス・ジェライス州の州都ベロ・オリゾンテ(Belo Horizonte)からは南に90 km のところにある。人口は約5万人である。
この町は、ボン・ジェズス・デ・マトジーニョス聖堂というバシリカ式教会堂と、それに関連する彫刻群で知られている。この聖堂は18世紀のポルトガル人の金鉱採掘師フェリシアーノ・メンデスの依頼で建てられたものである。この聖堂の特筆すべき主要な彫刻群は、「ブラジルのミケランジェロ」の異名を取った世界屈指のバロック様式の芸術家アレイジャディーニョの手になるものである。聖堂のファサード前の石段には、石鹸石に彫られた旧約聖書の預言者たちの像が12体並んでおり、これはアレイジャディーニョの最高傑作の一つに数えられている。

傑出した芸術的価値を持つ聖堂とその周りは、1985年に「ボン・ジェズス・ド・コンゴーニャスの聖域」(英語登録名の訳)ないし「コンゴーニャスにおけるボン・ジェズスの聖域」(仏語登録名の訳)の名で、ユネスコの世界遺産に登録された。

サルヴァドール大聖堂

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サルヴァドール大聖堂 (Catedral Basílica de Salvador)は、ブラジル・サルヴァドール市のカトリックの大聖堂。大司教座が置かれている。

ポルトガル領ブラジル初の司教座として、1551年にサルヴァドールが選ばれた。1549年にポルトガル貴族トメ・デ・スーザによって町が創設されたばかりであった。1552年、初代司教ペロ・フェルナンデス・サルディーニャが就任。この頃から市中心部に大聖堂の建設が始まった。

1676年、サルヴァドールは大司教座に昇格した。1758年より後に、イエズス会が本国ポルトガル及び植民地から追放され、かつてのサルヴァドールのイエズス会派教会は市の大聖堂に昇格した。以前の大聖堂の建物は、1933年に廃されている。その土台の概要は、市内の大聖堂広場の歩道に見ることができる。

サン・ミゲル・ダス・ミソンイス

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サン・ミゲル・ダス・ミソンイス (São Miguel das Missões) は、ブラジル・リオグランデ・ド・スル州北西部の小さな町サン・ミゲル・ダス・ミソンイス市にある、イエズス会伝道所跡。1983年に「サン・ミゲル・ダス・ミソンイス遺跡」の名で、ユネスコの世界遺産に登録された(翌年に世界遺産「グアラニーのイエズス会伝道所群」に組み込まれた)。

南米に多くあるイエズス会伝道所の一つである。イエズス会は、グアラニー族をキリスト教化することや、彼らをスペインやポルトガルの奴隷商人たちから保護する目的で、1735年から1745年にこの伝道所を建設した。しかし、イエズス会の努力にもかかわらず、奴隷商人は跋扈し、1767年にカルロス3世が出したアメリカ大陸からのイエズス会退去令の後には、伝道所は廃れてしまった。

グアラニーのイエズス会伝道所群

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「グアラニーのイエズス会伝道所群」は、ブラジルとアルゼンチンにまたがるユネスコの世界遺産登録物件。

17世紀初頭にグアラニー族への伝道を開始したイエズス会は、グアラニーのキリスト教化を進めるための拠点として、いくつもの伝道所(伝道用の集落)を築いた。これは、同時に平和な理想郷の形成も企図したものであって、プランテーションなどでの強制労働や奴隷狩りから逃れた先住民たちも匿った。

グアラニー族が住む現ブラジル南部、アルゼンチン北部、パラグアイ南部などには、いくつもの伝道所が築かれ、共同体での生活が営まれていた。しかし、1767年にスペイン王カルロス3世が発した、アメリカ大陸からのイエズス会追放令によって、伝道所の共同体生活は崩壊した。

オリンダ

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オリンダは、ブラジル・ペルナンブーコ州にある都市で、大西洋に面している。州都レシフェの北に位置している。人口は、2005年現在で、約37.7万人。オリンダは、ブラジル国内の中で、最も保存状態のよいコロニアル風の建築物が残されている。

町の名前の由来は、ポルトガル語で"Ó, linda!"(日本語では、"なんと、美しい!"を意味する)である。1982年にUNESCOの世界遺産に「オリンダ歴史地区」として登録された。

もともとブラジルの大西洋北東岸地域には、数千年来、様々な土着の民族が住んでいたとされる。Caetés族や トゥピ人といった土着の民族の住居のあとが現在のオリンダの丘に残っており、この両民族の間では、頻繁に戦争が起こったとされる。

最初に、オリンダに到達したとされるヨーロッパ人は、フランス人の商人だとされるが、後に、フランスのライヴァルであるポルトガル人が1537年に、都市の建設を開始した。砂糖産業を中心にオリンダは反映したが、レシフェを建設したオランダ人によって、一旦は破壊された。

1654年ごろ、ポルトガルの手により、再度、オランダからオリンダを奪取すると、オリンダの町は、ポルトガル風の建築物が建設されるようになり、蘇った。

オウロ・プレット

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オウロ・プレット(Ouro Preto)はブラジルのミナス・ジェライス州の一都市である。西経43度30分29秒、南緯20度17分15秒、標高1,179mに位置する。ミナス・ジェライス州の最初の州都。名前は「黒い黄金」を意味する。

1980年、ユネスコにより街並みが世界文化遺産に登録された。

オウロ・プレットは17世紀より起こったゴールデンラッシュで建設された金鉱採掘のための植民都市のひとつであり、その中心都市として、18世紀に栄えた。

ブラジルの南東部の山間ミナス・ジェライス州に位置するこの地に金鉱が発見されたのが1693年。これをもって、この地に凄まじいまでのゴールドラッシュが起こり、それまで何もない高原に過ぎなかったこの地に次々と街が生まれていった。そのうちの中心都市であったのがオウロ・プレットで、金鉱の発見からわずか40年ほどの間に10万人を擁する都市となった。[
ブラジルの歴史では、1789年に、後世言われる「ミナスの陰謀」の発火点となる。ミナス・ジェライス出身のチラデンチスが指揮したこの反乱はブラジルで起こったポルトガルに対する最初の独立運動で、チラデンチスの試みは失敗に終わったものの、後に実現するブラジルのポルトガルからの独立の端緒を生じせしめたことで知られる。

ドン・ペドロ2世によって設立された鉱物学校はインペリアル・トパーズをはじめ数々の未知の鉱物の発見・製法をもたらすとともに、同国の鉱物学研究の基礎を支えた。

ブラジル連邦共和国です

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく)、通称ブラジル(漢字表記:伯剌西爾)は、南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を誇り、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島・マルティン・ヴァス島、セントピーター・セントポール群島もブラジル領に属する。国土面積は日本の約22.5倍で、アメリカ合衆国よりは約110万km2(コロンビア程度)小さいが、ロシアを除いたヨーロッパ全土より大きい。首都はブラジリア。

南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家で、面積は世界第5位である。南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもある。